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BS時代劇 薄桜記 第3回 「口封じ」

2012/07/28
初めに。

昨日の記事のタイトルをちょっと変えました。
て、作品名「薄桜記」を入れただけだけど。
でも入れとかないと通りすがりの人は何のことやらわからないよな~って(笑)


というわけで。
本放送終わった途端に録画をもう一回観るという、磐音さんでもやったことのないことをしてしまった薄桜記第3回。
今日も夜、なでしこジャパンの直前に見てしまいました。。


タイトルからもう、何ともいえない感情にとらわれる今週の薄桜記・・・。

感想。。。のような、書きあがってみれば違うような・・・感想??
・・・で、す。(^^;)

動き出した物語。
今回からは「動」の部分も色濃く出てくるのかな?と思っていましたが、
予想以上に、「静」としての世界が全面にでていたなあ、と感じます。


とにかく、典膳様が、理不尽極まりない周りの人々の言葉の一つ一つを
黙ってじっと聞く姿がどうしようもなくいい。
素敵、とかかっこいい、とかじゃなくて、、
なんていうんでしょうか?

凛とした武士の本分をわきまえた者として、黙ってじっと聞く。

長尾の家の理不尽ないいようにも、
激するのは千春であって、典膳様ではなく。
お家断絶を申し付けられる場面での姿は言うに及ばず、
その後、千坂様が訪ねてきたくだりでの、彼の態度。

その前に千春に語った「武士としての本分」があったとはいえ、

すべてを自身に引き受けて覚悟を決めた男の黙して語らぬ静かな態度。
その姿に様々な想いがひしひしと伝わってきて、
見ているこちらも背筋が伸びて改まって、じっと聴き入って、、しまいました。


千坂様とのやり取りは、いつでも何というか相対する距離感や態度がとてもよくて、
それはお互いの役者の力量でもあると思うのですが、どんなやりとりも・・・
たとえそれが典膳様にとって厳しい理不尽なものであっても、見ていて心地よい。
心地良いって表現は、起こっている事態を考えればおかしいんですけれど、
千坂様が語ると、あの時代の武士としての上杉の家を背負う家老としての言葉がよく伝わり、
それに対する典膳様もまた、旗本としての態度と覚悟できちんと受けているのが、
言葉以外のところですごく自然に伝わってくる。

空気感が、間が、好きなのかなあ。


家禄召し上げ、お家断絶。
そのころの幕府の勝手事情をさりげなく挟み込みつつ、
それでも厳しい丹下家への仕置。

甘んじて受けた典膳様は、今後、この武士の本分を保ちつつどうやって生きていくんだろう。
その終着地点までの生き様。
きっついなぁ~~~と茶化したくなるくらい、思うとキツイんですけれど、

どうにも続きが気になって仕方ありません。


そして。
今回は千春とのやり取りもとてもよかった。
なんだか一方的に千春が騒いで典膳様が苦笑する・・・。
もしかして、ずっと変わらず夫婦であれたならば、こんな風景だったんだろうか?
というようなふっと肩の力の抜ける場面も挟み込みつつ、
別れることを避けられない二人の想いがいい塩梅で描かれていて。

恋物語を避けて通る私ですけど、
こんな感じはとても好き。
素直に、二人の切なさを思って心が痛みました。
だからこそ、また今後が引き立っていくのだろうな、、と思います。



薄桜記というこの作品は、、とにかく放送中は画面に集中して飽きさせない。
それぞれの人の仕草や表情、そして風景。
何もかもをじっと目を離さずにこころに刻み込みつつ見届けたい。

某、表の大型時代ドラマのような、リアルつぶやき企画も面白いなあと思っていたけれど、
やっぱりそれは本来目指すところとは違うなあ、と改めて思います。
目の前で繰り広げられる世界と風景、その先を、、毎週一回じっくりと目にして焼き付け、そして次週を心待ちにする。

そういう、作品本来の力がきっちりとある。



そんな作品に、なっていますよね。

薄桜記。
第4回が、、待ち遠しい!!!
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21:34 ***NHKBS時代劇 薄桜記 | コメント(0) | トラックバック(0)
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