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平清盛第22話 「勝利の代償」

2012/06/05
頼長さま限定。


自分でも驚く程、先日、日曜日の初見ではもうどうしようもなく衝撃しかなくて、

そんなとこからうだうだと。。
書いてみようかな、と思います。


あ、今日は、頼長様以外の場面は見てません。
2回目でも無理だって思ったから。
編集もできずにボロボロ・・・になっちゃって。


だから、書く事は頼長様限定。

今、ほかの方々に視線を移せるほど、私の器量は大きくないんです・・・。
今までずっと、藤原摂関家の復権をのみ考えて生きてきた頼長様。
そこには一本のつよい信念があって、
だから、誰から何と言われようとも真っ直ぐにその道だけを進んできた。


その彼が、敗者になった前回「保元の乱」
そこには目指したものを実現できない絶望がありありと浮かんでいて、それだけでも辛かったのだが。


今回。

場面はいきなり頼長様が落ちていくところから。
ってことは。。ってことは・・・

矢!!!!

落ち武者刈りに見つかって矢を射掛けられ、
輿が傾いたところから何冊もこぼれ落ちる書物。
その書を抱え込もうとしたところに射掛けられた矢は、、
頼長様の・・・・首に・・・・・。ヒィィィィ~~!!

これ、プレマップで先週見てしまい、あまりのことに絶句。
でもそこでなんとか覚悟は出来たかな?と思ってたんだけど甘かった。

もう身が竦んでしまってどうしようもない。

でもそれは入口だった。。
父上のお屋敷前まで何とかたどり着いた輿の中に乗っている彼は。

もう目もうつろで息も細く、ただ父上に会いたいだけで命を繋いできたと感じられる
あまりにも死ぬ間際とわかる姿。
お顔には確実に死相が浮かび、目の焦点は合わない。

この姿を目にした途端にどうしようもなく辛くなりオロオロしてしまい、
なんとかならんのか?助からないのか?と思う。

その後のやり取りで父上に強く拒まれたことを知り、
静かに涙を流しながら、、絶望して舌を噛む、その姿は。。

流れの中に一切の言葉はなく、
ただ、その表情とまとう雰囲気で深い深い絶望を感じさせられて。

父上・・・と漏らすかすれた声が切なすぎる。


鸚鵡が飛び込んで父上の慟哭の場面があり、
死の連絡が都に届いた後に信西が頼長様の館で読んだ日記の場面があり。

だけど。
うん。
鸚鵡の場面で涙、止まらなくなったよ。

だけど、ね。


やっぱり一番心に刺さってその後を見られなくしたのは、
頼長様の死の場面だった。

瀕死の状態の中での、父への望みと愛情、そして奈落の底に突き落とされる絶望。
それを、動きはむろん、せりふもなく目の表情だけで見せつけられたあの場面。

真っ直ぐに悪左府を演じきり、惨めな姿を晒したのちは、
どこか父に可愛がられた子としての彼が覗いているようにも見え、
それが更に涙を抑えられないことにもなったんだけど、、
(この辺りの雰囲気は山本さん生来の持ち味もあるように感じる)


その死に様はあまりに衝撃的なものでありました。


藤原頼長。
不器用にただ信念の為に生きて散っていった平安最後の貴族。

そう私の心に刻みこまれます。


ほかの部分も役者さんたちの表情が心に残る回だった、なぁ。
その役者さんたちが全て、保元の乱で散る側だっていうのが、、、なんともね。
だけど、、

本当に保元の乱の上皇様側には名優さんが揃ったなあ。。て、言い切っちゃいますよ。



それにしても辛い。
何ともいえないこの喪失感

どうしてくれよう。。。
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21:37 ***2012大河「平清盛」 藤原頼長 | トラックバック(0)