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Mother第10話

2010/06/20
編集しつつ・・・2度目を視聴。

そして思う。

「怜南」という名前は、彼女にとって笑顔の檻に入る記号だったのか

と。

児童福祉施設での怜南ちゃんの表情。
最初に知らない子たちにおじぎをした、その瞬間から。
「道木怜南さん」と呼ばれた瞬間から。

彼女は室蘭での日々、顔に貼り付けていた「笑いの仮面」をまたかぶったんですね。

とても元気。
藤吉さんが撮影した映像の中で、とても元気に笑い食べしゃべる。

それが、タイムリーに観たときは、ある一つの事に拘っていて気付かなかったんだけれど、
2回観て、ふとそう感じました。
仮面をつけているんだな、と。

奈緒にだけは見せられる。
電話の向こうで泣きながら彼女を求める。
それは、継美ちゃんにとって、たった一人の母親が奈緒だから。
わがままをいって甘えてぶつかっても、受け止めてくれると信じられる、唯一の母親だから。

電話の向こうで泣かれるのってほんっとうに辛いんですよ。。ね。。
声は耳元で聞こえるのに実際には子どもは遠く・・・。
泣いているのに抱きしめてあげられない。
ほおに触れて、髪の毛をなでて涙をぬぐって、「大丈夫だよ」と笑ってあげる。
いつでも側にいるよ、と抱きしめる。
それが出来ない電話というものの距離。
言葉はこんなに近くにあるのに・・・。
涙が止まらなくなって、その涙が実際の辛さを思い出したからなのか、ドラマが辛いのか最後は訳がわからなくなってました。

でも、あそこで継美ちゃんが泣いたこと。
どうして迎えに来てくれないの?と問うた事。
それは本当の母親を求めて泣いて、そして求めたのだと、そう思うから。。。

継美ちゃんにとっての母親は奈緒。
ふたりが親子として普通に暮らせるように何とかならないか?と、、
どうしても願ってしまいます。


そして、その、奈緒。


彼女の検事さんへの答えも、そして藤吉さんに対する質問攻めも、
更に法廷での受け答えも。
どれもこれも、とことん、ただ娘を思う母親の言葉で。
一点の迷いもなく・・・

切ない、もどかしい場面の連続でした。

あそこに織り込まれる葉菜さんと藤吉さんの場面。
それがまた効果的過ぎて。。

ああ、ヤッパリ・・・な葉菜さんの事情を藤吉さんが明らかにして、
具体的に、ひたすら現実的な対応の核を彼が担っていましたが。

「母性を持ったことが罪」

そう、はっきりと言われた場面。
葉菜さんも言葉をなくしていましたが、
画面のこちら側で、私も言葉がなくなりました。。

擬似親子。便宜上名乗らせた上で保護してましたってそういえば、無実なの?と・・・
愕然として、何が正しくて何が間違いなのかが判らなくなる。
保護を逸脱する行為。。
冷静に考えたらそうなのかもしれない。
けど、この2人を前に、、、そう割り切れとは言えない。
もちろん、何もかも観てきた状態だから・・・なんだけれど・・・。

感情論では人を裁けない。
よく判ります。それも大切なことでしょう。
でも、もし現実にこういうことが起こったら・・・
保護した側に罰を科すことが、果たして正等な行いになるんだろうか?
疑問が疑問を呼んで、果てしないループになりそう。

判決の日。1年の実刑に執行猶予は3年。
執行猶予がついたけれど、なんて厳しい執行猶予・・・
3年間というのは、普通の罪(なんてあるとしたら、だけれど)の上には軽いかもしれない。
でも、子どもが小さい時期の「親子」に対する時間としては、果てしなく長い。
小学校1年生は4年生になってしまう。
低学年から高学年への移行期。子どもたちの心の成長を思うと・・・・
この期間、求め続けつつ、事情を理解して耐え続けろというのは、、あまりに過酷。

でも、だめだよ。奈緒さん。
今の時点で更に重ねた罪の上に継美ちゃんを抱きしめちゃだめだよ。
「方法は何かあるかもしれない」
藤吉さんも言ってた。(ちょっと違うけど・・・)
だから、だめだよ。動いちゃ・・・ダメだよ・・・

そう願いながら祈りながら、それでも辛いよね、苦しいよね・・・と思う自分がいます。

何とかならないんだろうか。
なにか、継美ちゃんの言葉に答えられる罪にならない方法はないのだろうか?

この2人が普通の親子になれる、そんな日は来るのだろうか・・・
結局はそこを願っている自分に気付いています。
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23:21 ***Mother | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
ゆきゆきさま こんばんは

いよいよ,今週は最終回ですね・・・。
チェイスがあまりにも辛い結末だったので、あんな
のはもういやだな~って思っているのですが、
予告を見る限りでは、あの写真、あの青空・・・期待
しちゃってます。

ところで、雅さま本編はもう観られましたか?
考えたのですが、映画館では怖いですけど、
おうちのリビングなら大丈夫なのでは・・・。
だって絶対無理だと思っていた私が、今では
ご飯を食べながら観られるんですよ。(ん?)
未だ映画館では無理だと思いますけどv-12
ゆきゆきさんこんにちわ
つぐみちゃん施設での
生活の中で笑顔の仮面を
かぶってましたね
友達や施設の職員さんたちに
さとられないようにするために・・・

でも、夜になって、
奈緒さんに電話で
「どうしてむかえにこないの?」
「会いたいよ~」
「もう一度誘拐して」と
言うつぐみちゃんに
奈緒さん「ごめんね」と
あやまってましたが
ゆきゆきさんのおしゃるとおり、
奈緒さんだめですよ!
また罪になってしまう
そう、言いたくなりますが
何か良い方法があるといいですよね。


びびてんさん~
こんばんは。
最終回・・ですね。何となくカウントダウン状態なわが家、です(^^;)
「チェイス」を思い浮かべると怖いんですよね。あれはラスト、本当に「え??」って状態だったので。ちょっと描ききれない部分もあったのかな、と思いつつ観終りましたけれど、、、
ハッピーエンドがどこにあるのか、それぞれなんだけれど、なんとか未来の見える終わり方を・・と願ってしまいます。

雅さま・・・
は、ははははは~。まだ、「本編」は触ってもいません~~~(爆)
びびてんさん、あれが食事中OK!!??
ひょぉ~~~!すごい!だったら映画館でも完全に大丈夫だったんじゃないでしょうか(笑)。
映画館・・・ねー。
初日はいいとして、次に友人と行った回は昼間ってこともあって、なかなか見事に座席選び放題・・・だったんですよ。そこで観た「彼岸島」はほんっとに怖かった。。です。隣も後ろもダレもいないけど、誰かいたらどうしよお~~~とかつい思っちゃって(^^;)
ただ、おっきい画面と良い音響のなかで聴く雅さまの声は・・・幸せ・・・・!
びびてんさん、体験してほしかったなあ~!と思います!!!
ruka339さん~
こんばんは。
何とも・・・ね。ラストが衝撃で言葉が出ないというか。
頼むから何とか正当な手段で!と祈るのみなんですけれど、最終回が不安です・・・(><)

施設での怜南ちゃん。
本当にはっとするいつも同じ笑顔で。
ああ、子どもって時と場合で笑顔も違うよな、と思うと仮面なんだな、って判りました。
にしても。
そういう表情を作れる芦田愛菜ちゃんも、ものすごい演技力だなあ・・・と脱帽ですが・・・。

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