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Mother第7話 その2 (それぞれの母編)

2010/05/28
正直、これほど毎回見詰める場面が変わる作品もめずらしい。
人それぞれに感じる場所が違う、というのは気付いていたけど、
自分自身も回数みるとその都度違う。
そして、
ああ、ここもあった。あそこもそうだ。。
なんて思いだすと・・・エンドレスで考え込んじゃう作品・・・。

もう今回はいいかなあ、とも思ったのだけれど、なんだか胸の中にモヤモヤしたものが溜まったままだし、中途半端で気持ちが悪い。
ので。
結局書き始めたら案の定、ものすご~く長い!
しかもまだ、続きがあったりする・・・かもです。
が、その場合はまた後日・・・「その3」で・・・(汗)

ということで、以下ほぼ自分の気持ちの整理のための感想UP。
お時間があれば・・・よろしければ・・・お付合いくださいませ。

さて。

重く苦しいエンディングになってしまった第7話。
最後には辛くて、息苦しくなった私はいきなりTVの主電源を落とす!という行動に出てしまったんだけど。
(どうにも、その後に続くドラマCMや普通の画面を見たくなくてね/^^;)

実はちょっとだけ、ほっとする場面もありました。

中学生と一緒に観ながら、くすっと笑い。
「ママ、Motherで初めて笑えたね」って言われて、「そういえばそうだね~」なんて話をして、
その瞬間は素直に幸せだった。
(一番笑えたのは、奈緒の眉間のしわのことを楽しげに話す継美ちゃんと葉菜さんの場面/^^)

そう。
葉菜さんと奈緒と継美。
おばあちゃんと娘と孫。
3人でのつかの間の平和な時間。
ふっと気を抜けた穏やかなとき。
観覧車の場面までが、この作品の中でも、とてもとても貴重で幸せな時間だった。
継美ちゃんがほんとうに嬉しそうにしているのと同じような気持ちで、
観ているこちら側も嬉しかった。

その後は、また・・・。
毎度変わらぬ予想外の展開。それも今回はひどく暗転していくような雰囲気に息苦しくなったのだけれど。

葉菜さん。
犯罪を重ねることを判っているのなら・・・進めて欲しくなかった。奈緒に戸籍のことを。
でも。
このまま行くと継美ちゃんは生きていないことになってしまうから、この状況を維持しようとする彼女にとっては、これは選ぶことができない選択肢でもあったのだろうか。
他に何か・・・何か無いのか・・・?
奈緒は踏み切ってしまうのか?
観ていてドキドキして、絶対だめだよ!と思いつつでも、じゃあどうすればいい?と判らなくなり。
思考はエンドレスに彷徨う・・。

「大切なものだけ選ぶの。大切なものは継美ちゃん」
「逃げてちゃだめなの。逃げてるだけでは何も始まらない」

葉菜さんの中にある強い想い。そして黒い記憶。
それが所々に垣間見えて、奈緒を捨てるに至った経緯を話す姿は・・・
どこをとってもうっかりさんの柔らかさが消えていて。
纏うのは強い意志。その迫力が、静かな静かな迫力がこちら側に届けられる。
その姿だけで圧倒されて、もう観てるこっちも息ができなくて。

その後、病院に行って「生命保険」のことを話す葉菜さんはもう・・・。

止まらなくなっているのか。
自らの命の限りに気付きつつ、ただひたすらに奈緒を、継美ちゃんを守ろうとするがために。
・・・・・狂気。
一種、母が子を死に物狂いで守ろうとする、その一線を越えてしまったのか?と・・・思う。

何をしても良いわけはない。
絶対よくない。このまま進んでしまってはいけない。
そのブレーキをきっと今の葉菜さんは踏めない。
我が子を守れなかった自責の念もあるからこそ、アクセルしか踏めなくなっている彼女を止めてくれる人はいるんだろうか。
誰か・・・・。

奈緒は踏みとどまれるんだろうか。

そんな事を考え出したら先にものすごく不安を抱えてしまって、主電源切っちゃったんだよな。
同時に、「一足飛びにラストを見せてくれ」とも思ってしまったんだ。
deepな後半を取っていると話される松雪さん。。
撮影の後、放心状態にもなるとおっしゃってる。
そこに。
ついていかれるだろうか。頑張るしかないけれど。

そして。
仁美。

彼女は本当に怖かった。
食べながら藤吉さんと話す場面や、
ラストの葉菜とのやり取りとその後怜南に呼びかける場面なんて、寒気がして・・・。

「ママが東京に来ている」と奈緒から聞いた継美ちゃんが、あの何ともいえない表情を浮かべつつ
「うっかりさん、ドアの鍵かけた!?」と確認し、自分で窓の鍵を確認し・・・・
そんな行動をとらせてしまっていることを、想像もできないのだろう。

いや。

今回の様々な言動の・・・
ことばのトーンを考えると。

完全に目をそらしている。現実逃避。
藤吉さんが言った、それが正解かもしれない。
とても愛していた娘。わが子がいま、そんな気持ちを自分に向けていることを気付きたくない。
認めたくない。ただ、それだけ。
だけど。
そこを認めて初めて、「改心」ということもできるし怜奈ちゃんと向き合うことが出来るんじゃないのか?
どうしても、今の時点で理解しがたいのが仁美という人間の心の中。
妙に確信している(妄信?)娘から自分への愛情。
彼女のこころが判らない。
私が、理解したくないだけかもしれないけれど。


藤吉さんが来週持ち帰るであろう情報は、どうこの先を照らすものなのだろうか。
予告を読んでしまったけれど、だからじゃあどうする?今の状況を?っていう処は(もちろん)触れられない。
どうしたって、誰もが辛い思いをしそうで。。
この先にどうすれば幸せがあるのか判らなくなってしまって。

単純な幸せなんて、この世に存在しないものだけれど。

なんて作品なんだろう。
そして、
なんでこんなに私は考え込んでしまうのだろう、、とも思っている。
困った、ね。。
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23:56 ***Mother | コメント(4) | トラックバック(0)
コメント
NoTitle
単純に何がいいのか悪いのかわからなくて、しかも誰にとって?
とか考え出すと本当に苦しくなって・・思考停止してしまいます。
仁美役の尾野さんもしんどい思いをされてるようで・・観てるほうが
こうなんだから、演じてらっしゃるほうは気持ちをそこに持って
いかなきゃならない分、もっともっとしんどいでしょうね・・
藤吉さん@山本さんも然り。
NoTitle
ゆきゆきさんおはようございます
葉菜さんとつぐみちゃんとの
やりとり本当
見ていて微笑ましいかったです
しりとりしたり、お手伝いしたり
もう~おばあさんと孫ですよね

つぐみちゃん奈緒さんから
母親が東京に来てるとつげると
つぐみちゃん
「うっかりさんかぎしめた?」と答える姿
そして、カーテンを必死でしめる姿が
おびえているように見えました

藤吉さん仁美についての情報を
どのように伝えるのか?
私も予告を読みましたが
奈緒さんどう受け止めるのでしょうね?。



たにしさん~
ほんとうに・・・
演じ手の方々は大変でしょうね。。
それぞれに「軽く」考えられない役柄ばかりだから、
それをこれだけ画面のこちら側に伝わらせる俳優さんたちは、ほんとうにしんどいでしょう。。
演じ手も受け手も力いっぱい。
ラストまで走るしか・・・ないでしょうね。

藤吉さん。今回かなりしんどかったろうな・・・と仁美とのシーンを観て思ってます。
表面に現さない心情。きついだろうなあ・・・。
ruka339さん~
こんばんは。

おばあちゃんと娘と孫。
とても普通のとても平凡なシーンなんだけれど、とてつもなく「特別な時間」
よかったですね。
みんながほっとできたあの場面は本当に大切です。

ある面、自分達の家庭にも置き換えて、平凡だけど大切だよなあ・・と実感させられました。

だから。みんな幸せになってほしいけど。
そんな単純な簡単な物語ではないから。
継美ちゃんの表情の変化。辛いです。

次回。
藤吉さんも辛くなりそうだし奈緒もそうだし、、
どうなるんでしょう。
怖いなあ。。

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