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音楽劇「ヴォイツェク」 初日を終えて

2013/10/04
赤坂アクトシアター
18:30開場 19:00開演
1F上手 マグチケ


映画と耕史さんのインタビュー映像、記事(それも抜かりあり)が今回の情報のすべて。
そうして自分の中で戸惑いを隠せないまま、初日を迎えました。


で。


今日は書かないでおこうと思ったのですが、
なんだか、時間が経つとまた違う感覚になるかもしれないし、
やっぱり初見の感じたことだけはここに留めておこうと思います。


具体的なネタバレはないけど感覚的なネタバレにはなってるかもしれません。
ので、どうかご注意くださいませ<(_ _)> 





舞台はG列が最前列。
入場してセットを見渡した感覚では、とても近い。
テンペストのイメージでいると全く違う、空間が近くてこじんまりしているなぁ、という印象を受けました。

そして。

はっと気付くと始まる舞台。
最初から驚き、知らないうちに山本ヴォイツェクがその中にいて。

最初から最後まで、息を抜けず緊張しとてもとても…疲れました。


なんだろう。
ヴォイツェクの狂気?その先の哲学?
初めからすでに彼は違う世界を観ていて、その雰囲気が舞台全体を最後まで覆う。

それがとらえどころがなく不安定で時に不気味で時に哀しく時に…向こう側を垣間見せ。

彼がいるとき、舞台上はどちらを向いても彼のその表現できない雰囲気が覆っているので
他の人たちもその見えない膜の向こう側にいるような。。
なんていうか。

難しい、、というのではなく、

分かりたい。判りたくない。解ったらその先が…怖い?不安?

扉の向こう側は誰でも持っていて、でもその向こう側に行くことを拒否したい。でも見たい。行きたい。
行きたくない。行かれない。
でも。。

いきたい。


帰り道、そんなことを堂々巡りで思っていました。
扉を開けたら。
彼を理解したら。

自分の一番見たくない場所に踏み込むのではないか。

そんな感覚。


とても怖くて不安で。
じぃっと、、暗闇にうずくまっていて。
でも突然走り出す。


ああ、何を言ってるのかなあ私…。


最後に驚きも加わって。(これは本当に驚いた。そして思わず声を上げそうになった場所もあった)


で。
見終わったあと、座席から立ち上がるのがとってもしんどかったです。
カテコも頭の中がいっぱいいっぱいで立ち上がれず。
そのまましばらく椅子に沈み込んでいたかった。

決して気持ちが沈み込んだわけではありません。
ここが不思議なところでもあるけれど。
病んでいるけれどその病み方をこちらに押し付けないっていうか??うーん。うまく言えない。

でも、夢に出てきたら怖いなあ、、とも思う。。



カテコでの。
耕史さんの出演者の皆さんを見渡すやわらかい笑顔にふぅっと救われたことも書いておこう。







非常に難解な作品…といっていいんだろうなあ。
でもそれは。
理解できない難解さではなくて、
私にとっては判りたくない難解さ、かもしれません。
いや、判らないんだけど。。正直。とても難しくて。

判るとしてもわかりたくない、、かな。。



あと2回見る中でどう自分の中が変わっていくか。
それが怖い。。そんな感覚。



あ、そうだ。あと一つ。
舞台セット。
人がいないときちんと直線なんだけれど、、
ヴォイツェクが立つと歪む。。微妙に揺れる。。感じがしてこれがまた落ち着かないし不安定。。
(あくまでも私の感覚だと思うんですけど)
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23:36 ***音楽劇「ヴォイツェク」 2013 | コメント(2) | トラックバック(0)
コメント
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鍵コメさま
ごめんなさい!コメントに今気がつきました。

一つだけ取り急ぎ。

えと。
あの子は二人の間の子だと、、理解してるんですが、違ったのかな?
(後はまたメールしますですっ)

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