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NHKファミリーヒストリー マルシアさんの回

2010/08/31
昨夜。タイムリーに観た後は静かに就寝いたしまして・・・(笑)
なので今日になりました。

NHK ファミリーヒストリー
マルシアさんの、家族の歴史。

ブラジルの日系移民の方ということは知っていたけれど、
移民と一口にいってもいろいろな人たちがいたのだ、と気付かされた物語でした。
そして。
夢を描いて渡った先での、大変な苦労の連続とそれでも家族を守り続けるおじいさまやお父様。
大変に重く、ずっしりとくる物語をじっくりと観させていただくことになりました。

その夢への大きな希望の強さ。砕かれた後でもへこたれない、その場その場でのエネルギーの迸り。
圧倒されます。こういう生き方には・・・

所詮かえるの子はかえる。
そういって泣き笑いしたマルシアさんがとても印象的でした。
そして、お父様の悲しいお話の場面も。。


さて。そして、ね。

語り 山本耕史

という形での感想はっていうと。

実は私、気づくと作品の中身に非常に興味を持って入り込んでしまい、
ぶっちゃけ(笑)。
耳に入ってくるその言葉の一つ一つがその時の作品の一部になっていて、
作品自体の魅力が倍増されちゃって、最後まで観終わった後にはっと気付く、

「そういえば、コージくんの声だったわね」

って感じ?
それが今回すごく強かったなあ・・・と思うのです。

最初の声の感じから、「あれ?」っと思っていた。
極力、感情を排した語り口、、というのか。淡々と、目の前にある事実を語り感情を出さない。
たまに・・・。「マルシアさん・・」なんて言葉のときにふっと心を覗かせる。
物語(映像も含め)自体に力があるから、自分はだったらこう語る。
そんな意識・・・かなあ。
力があるものを力いっぱい語られたら、こっちは逆に冷めてしまったり・・・しますから・・・(あくまでも私的にですが)。

だから。

初めに物語ありき。
徹底的にそれを踏襲する彼の、その徹底振りを見させてもらった(聞かせて貰った)ってことになるのかな?


ああ、つまり。

今回、明らかに違うと感じた、グランブルーやお茶会の時のトーンとマルシアさんでのトーン。
どちらかといわれれば、グランブルーのほうが好き。
だけど。
マルシアさんの歴史を、彼女が初めて見るに当たってのその語り口として。
観る側の気持ちが自然に表せるように、語り手は感情を極力押さえた。

と、いうことなのかな。

たまにふっとのぞく柔らかいトーンがまた、こちらに響いてとてもよかったのだけれど。
その辺りのさじ加減。・・・上手い!の一言?
うーん。でもそれは、「技」ではない「心」なんだろうなあ。
余さんでも感じたけれど。


そう思うと・・・
NHKさん。完全に「山本耕史」の語りに信頼置いてくださってるんだろうな。
こんな番組を任せてもらえた、それが嬉しかったりもするんです。
少なくともこの番組に「語り手」の位置は非常に重要だと思えるので。
(って、私が喜んだって関係ないっちゃないんだけどねー。でも、感謝!ですよ。心から!)

来週の高橋さんも、こんな感じかな。
じっくりとまた、腰をすえて。高橋家の家族の歴史を拝見しようと思っています。
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22:01 山本耕史*声のお仕事 | コメント(0) | トラックバック(0)
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